10トンサイロの導入

生産効率を向上させるため、ミキサーの上部に調合サイロを設置し、常に調合待ちの原料を一バッチ分確保することで、生産効率を30%向上させ、高効率ミキサーのメリットを効果的に発揮することができます。また、原料がエアアーチを形成し、荷降ろしが困難になるため、サイロにはフロークッションまたは振動モーターを設置する必要があります。さらに、サイロの開口部には、オーバーホールと密閉のために空気圧式または手動式のバルブを設置する必要があります。スムーズな荷降ろしを実現するために、サイロコーンの角度は60度以上である必要があります。

10トンサイロ(1)

高効率ミキサーの利点を十分に発揮させるために、プレミックスサイロが追加され、サイロのサイズに応じて振動モーターまたはエアアシストエアクッションが配置され、材料のブリッジを防止します。ミキサーとの接続部分には空気圧バタフライバルブが配置され、密閉性が良好で粉塵を効果的に抑制します。混合物供給ホッパーには集塵ポートが設けられ、バルブを開いたときに粉塵が飛散する問題を解決します。

10トンサイロ(2)

リニアファンネルは構造が簡単で、一般的に使用されています。バケットの直線壁と水平セクションの傾斜角度θは固定値であり、ホッパー内の材料が自重で排出口に流れるときにファンネルセクションが急激に収縮し、流動過程で材料粒子の配列が急激に変化して互いに圧迫し、大きな内部摩擦抵抗が発生します。また、材料とバケット壁の間にも摩擦抵抗があります。これら2種類の抵抗が重なり、排出口の上部に集中抵抗セクションが形成され、材料の排出速度が低下します。これらの抵抗が材料の重力とバランスすると、材料は流れから排出できず、アーチ状に曲がって閉塞します。そのため、ほとんどのリニアファンネルにはアーチ破壊装置が装備されており、外力によってアーチが破壊され、排出操作が確保されます。

10トンサイロ(3)

弊社ではサイロの様々な仕様をカスタマイズすることができ、サイロに合わせた機械製品も取り揃えております。


投稿日時: 2023年1月4日